臨機応変

この時期、稲の成長が気になりますね。
私は鍼灸師ですが、傍ら農業も少しやっています。所謂「兼業農家」ですね。
田植えと稲刈りの時期は毎年「てんてこ舞い」しています。
私の地区での今頃は、もうすぐ穂が出てくるのを待って田圃の周りの畦(あぜ)の草刈りや追肥を撒く時期です。
昨日は久々に晴れて眩しい太陽が出ていたので畔の草刈りをしました。
勿論、日中は暑さが危険なので夕方草刈りをしました。
前回までは金属のディスクの刈刃で行いましたが、今回はナイロンコードの刈刃に取り換えて作業しました。
最近は天気が悪く、雨ばかり降っていたのでヒョロっと伸びた草は柔らかく、金属の刈刃では少し切れなくなるとただ押していくだけになってしまい「草が切れずに息が切れる!(‘_’)」という事になってしまうので柔らかな草にはナイロンコードが一番です。
1本の丈夫なナイロンコードが力強く回って草を刈り取ってゆくのは気持ちが良いです。(私の持っているものは古いので1本出しですが、今は2本出しの物もあります。もっと調べたらなんと!4本出しまでありました(>_<)) 金属の歯で刈るよりも爽快感があって、色々な場所に対応できるのでどちらかというとこちらの方が私は好きです。臨機応変ですね。 我々が業としている鍼灸治療もやはりそのような対応が必要な時があります。この患者さんには豪快な施術が、あちらの患者さんには柔軟な施術が、時によっては豪快と柔軟両方を・・・臨機応変ですね。 これから本番の暑さがやってきます。熱中症対策はお忘れなく。また、疲れをため込まないことが何より大事な事です。この時期が土用で昔から「牛、鰻」などと言って精、滋養のつく食べ物を食べて夏を乗り切ったわけです。また、今猛威を振るっている新型コロナウイルス感染症(COVID‐19)などの予防にもなると思います。そして睡眠を多くとることも重要ですね。 ところで皆さんは新型コロナウイルスを病名だと思っていませんか? 先にも書きましたが新型コロナウイルスの感染症の事をCOVID-19(コビット19或いはコービッド19)と呼びます。ですから病名はCOVID-19なのです。 COVID-19は「CO」は「corona(コロナ)」、「VI」は「virus(ウイルス)」、「D」は「disease(症候群・病気)」を組み合わせた造語です。19はこの病気がWHOに報告された年、2019年。 因みに新型コロナウイルスの正式名称は「SARS-CoV-2」となっています。 滋養のあるものを食べて、よく寝て、手洗いとマスク。そして定期的に鍼灸治療を行う。これが一番の予防法ですね。 腰痛、膝痛、五十肩、肩凝りなど少しでも感じたらいつでも当院を思い出してください。 「転ばぬ先の杖」ですよ(^^♪